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霊が見えない霊能力者 セミFINAL

きゃらべん⒄11月27日(土)

宿題:今年のきゃらべんで印象に残ったところを教えてください

  • 「霊が見えない霊能力者」供養などで能力が高まるという点が気になっているので
  • 「タテ伸びとヨコ伸び」他は本などで知識を得られるが、この事は知らないので気になる
  • 「霊能数を上げるとは」自分の霊能数を知れたことがよかった
  • 「守護霊とは」霊能数と霊格数を学んで、そこからタテ伸びとヨコ伸びがとても印象に残った
  • 「ウィルスとの共生とは」宇宙はこういう仕組みなんだと分かった時に人間の考え方を越えた凄い力の中にいるのだなと感じたし、どれも日々供養しながらも驚きの内容だった
  • 「守護霊とは」ひとつひとつ教えて頂くことと、自分が考えたり想像していたことと違っていたことで見方が変わり、今まで怖いと思っていたことが少しずつ取れてきた実感がある。
  • 「霊が見えない霊能力者」地縛霊についての常識が覆された感じだった。それまでは、地縛霊とは家やそのあたりに、ただ住み着いているという印象だったので霊能数が高い地縛霊もいるということに大変驚いた

ここからきゃらべんです

くーちゃんを殺したという男性の霊(-75)は、浦見(うらみ)と名乗りました。

おだんごヘアの女性の霊(-65)の名前は、たまえさんです。(藍色の縁取りのあるイラストは過去の資料という視点でみられてください。これまでのきゃらべんで実際には登場していないものも含まれます)

浦見さん(-75)はさらに「ボクの目的の邪魔をしないで欲しい」とたまえさんにお願いしました。

たまえさん(-65)としては、浦見さんの復讐の邪魔をするつもりは毛頭ありませんでした。しかし、たまえさんが木屋良さん(-55)を守ろうとする行為は、浦見さんが久能さんを攻撃することへの弊害となっていたのです。たまえさんは、浦見さんに木屋良さんを助けたかっただけだと弁解しました。

その言葉を聞き、浦見さんは安心した様子を見せます。続けて、木屋良さんを久能さんに近づけさえしなければ何もしないという事をたまえさんに伝えています。しかし、忠告も付け加えました。

「ボクの目的は久能家を滅ぼすことだけど、今が大事な時期なので久能家に関わってくる人に手加減は出来ないと思うよ」と釘を刺しました。

そのやり取りを見ていたくーちゃんが話しに加わります。

「久能家をを滅ぼすのは止めてもらえないですか?わたしの大事な家族なんです。娘も息子もいます!!」

くーちゃんの言い分に浦見さんが答えました

「あなたは、久能家がボクたちに何をしたのか知らなくて嫁いだのでしょう?その点は気の毒に思います」

浦見さんの言葉にくーちゃんは尋ねました

「久能家はあなたに何をしたのでしょうか?」

浦見:「ボクたちの一族を見殺しにしました。信じていたのに裏切られたのです」

くーちゃん:「どうしても許してもらえませんか?」

浦見:「こちら側に来てもらってから、久能家全員にゆっくり説明しますね!今は急ぎます」

このようなやり取りが行われくーちゃんは納得せざるを得ない状況となりました

くーちゃん:「そうですか・・・仕方ないのかしら」

浦見:「はい、仕方ないです。久能家はボクたちの事を償い弔おうとしないですから」

くーちゃん:「難しいのですね」

たまえ:「仕方ないですねぇ」

たまえさんまで、すんなり浦見さんの言い分を受けいれています。

ここで、熟考ポイントです!

通常、上記のようなやり取りを人間界ではすぐに納得するでしょうか?

もしも、人間だったら以下のような話の流れになるのではないでしょうか?(以下は「たられば」話しになります)

<人間界であった場合>

くーちゃん:「わたしの大事な家族なんです。娘も息子もいます!!」

たまえ:「どうにか助けてもらえませんか?私からもお願いします!!」

くーちゃん:「私を殺したのだから少しは気が済んだでしょう!!あとは私が償います!!子どもたちは関係ありません!!」

たまえ:「滅ぼす必要ありますか?考え直してください!お願いします!!」

といった感じで浦見さんに食い下がるのが人間界でよく見られる傾向です

しかし、肉体を失くした霊の世界ではこのようにはいかないのです

肉体を失くし霊体だけになると、自分よりも高い霊能数の者に対して抵抗できません

肉体の無い状態では霊能数は絶対の値なのです

すなわち

霊能数の)低い値の者は高い値の者に対して、抵抗するという「概念」が存在しません

それでは結局のところ、そもそも霊能数の値が低い人間では霊能数の高い霊に対して何をしても無駄であり、到底かなわないということになるのでしょうか?

もう一度思い出してみましょう

お水を1杯あげることとは、自分よりも霊能数の高い霊に対してどのような影響がありましたか?

まだ、たまえさんが木屋良さんをよく知らない頃1杯のお水に気を奪われ、そこから誰もが予想しない感情をたまえさんは木屋良さんに対して持つようになりました(『霊が見えない霊能力者』)

霊は飲み水1杯でさえも、自分で汲むことは出来ないのです。地球上の『物』に対して作用させることが無意識にでも出来てしまうのが人間です。人間にとって造作もない水を汲む行為は、霊になると絶対に出来ません。(上級霊にまでなると話しは別です)さらにその行動を「目には見えない相手」に捧げる人間にはツチノコやネッシーを見つけようとするほど出会えないことなのです。

ゆえに

肉体を持っている時に行う動きこそが、自分より高い値の霊能数の霊に抵抗できる唯一の手段なのです

反対の言い方をすると

肉体を失ってからでは、自分より高い値の霊能数の霊に抵抗できない

肉体が存在する間に見えない存在に対して行った影響は、たかだか1杯のお水をあげるという事だけでも相手と自身の関係性に無限の可能性を秘めています

次の日

木屋良さんは、久能家で起こったことを思い出していました

昨日は久能家に向かう途中でも災難が続き、久能家では大きな柱時計が落ちてきました。久能さん曰く「最近物がよく壊れるんです」ということも聞き心配になりました。成仏していないくーちゃんも当然心配しているだろうと気になっています。

その時丹念さんの言葉を思い出しました。

丹念:「木屋良さんが、久能家のために供養することで亡くなった久能さんの奥さんの弔いになりますよ」

木屋良:「久能家の供養をしてみようかしら」

という気持ちが湧き上がってきました

木屋良さんは今までの自分の供養に加え、同時に久能家の供養を試みることをはじめました

その光景を目の当たりにし、たまえさんは驚いてしまいます。久能家に近寄りさえしなければ安心だと思っていたところ、久能家の供養をはじめることはたまえさんが想像もしていなかったことでした。

たまえさんは、先日の浦見さんの言葉を思い出します。

木屋良さんを守りたいたまえさんにとって、久能家を供養するという行為は最悪の出来事です。木屋良さんが久能家に霊的な力添えをすることは、浦見さんにとって木屋良さんが邪魔な存在になるということだからです。たまえさんは、木屋良さんになんとか供養を止めさせることができないかもがきます。

たまえさんは自分に出来る数少ない能力の中で、木屋良さんの家の中でほんの少しだけ火を出すことにしました。突然の発火に驚いて木屋良さんが供養の手を止めてくれると考えたのです。

ところが、その小さな火はすぐに消えてしまいました。たまえさんは、自分の出した火がなぜ消えてしまったのか理解できません。そこに現れたのが地縛霊でした。

地縛霊:「この家でそのような行為は許しません」

地縛霊がたまえさんの行為を許さずに火を消したのでした。

たまえさんは焦ります。木屋良さんの供養を止めさせなければ浦見さんに狙われてしまいます。そのような焦りのなか、くーちゃんが現れました。久能家の供養に対して木屋良さんに感謝をしています。

ここで久能家の現状を見てみましょう

久能さんが落下してしまった壁掛け時計を取り付け終えたところでした。

その場には浦見さんがいます。

浦見:「時は満ちた。今日は目的を果たせる」

その言葉と同時に椅子から下りようとしていた久能さんがグラつきました。椅子が勝手に動いたのです。

その時、浦見さんのものでも久能さんのものでもない波動がどこからか伸びてきました。

その波動は浦見さんの力を阻害しました。その事により久能さんは無事に椅子から下りることが出来た模様です。

浦見さんは、その波動を見た事がありませんでした。自分の力に影響を及ぼすその波動がどこからのものなのか出所を突き止めようと波動をたどりました。

たどり着いたところは、木屋良家でした。

浦見さんの登場にたまえさんは慌てます。予想していたとはいえ、木屋良さんに供養を止めさせる対応策を見いだせていないからです。

浦見さんにその状況を必死で伝えます。

その時、浦見さんは地縛霊の存在に気が付きました。地縛霊が自分の存在をアピールしたため浦見さんに気付かせることが出来たのです。その能力の差に浦見さんはこの場では何も出来ないことを瞬時に悟りました。

浦見:「そういうことですか。ここでは何も出来ませんね」

そう言い残すと、去って行きました。

久能家の供養も終わり、木屋良さんはくつろいでいます。

木屋良:「久能家の供養はうまくいったのかしら?くーちゃんの弔いになったかなぁ」

霊の世界で何が起こっていたのかを全く知らない木屋良さんをたまえさんは羨ましく思うのでした。

それから三日後

木屋良さんに久能さんから電話がありました。

久能:「昨日から孫が二人とも高熱を出しまして、私が看とかないといけなくなりました」

木屋良:「まぁ、そうなのですね」

久能:「今週もグランドゴルフに行けなくなりました。すみません。」

木屋良:「とんでもない、お手伝いが必要でしたら言ってくださいね」

久能さんからの連絡は、木屋良さんの久能家に行った供養に対して自信を失わせるものでした。

木屋良:「久能家の供養はうまくいかなかったのかしら?やっぱり私ではダメね」

そう思いながら、お地蔵さんの所へ行くとちょうど丹念さんが来られました。丹念さんも久能家の様子を知っているようです。木屋良さんは丹念さんに自分が行った供養のことと現在の胸の内を伝えました。

木屋良:「役に立ちたいと思って久能家さんのお宅の供養をしてみたのですけど」

丹念:「素晴らしいじゃないですか」

木屋良:「かえって状況が悪くなられたみたいで、やはり私のように何も分からない人間が供養をしても足を引っ張るだけなのではないでしょうか」

丹念:「それでは、木屋良さんに瞑想をお教えしましょう。」

丹念:「瞑想で大切なことは、考えないことに集中することですよ」

瞑想

木屋良さんは丹念さんに言われた通り、瞑想にチャレンジしてみました。

自分が考えないでいられる時間や瞬間を意識しながら過ごします。

しかし、思っていた以上に瞑想は難しいと感じます。

再度、丹念さんに瞑想を教わります。

丹念:「祈る心を思い抜こうとする姿勢が肝心です」

木屋良:「祈りはするけれど、思い抜くという事がよく分かりません」

丹念さんは、木屋良さんに一つずつ丁寧に教えていきます。

まずは、祈る事を明確に思い、その思いを強く放ちます。

放ったらさきほどまで強く思っていたことを考えないようにします。

しばらく経ち、再度祈ります。祈るときには同じことを強く思い、また放ちます。

再び、忘れます。

もういちど、祈りの内容を思います。

このように繰り返していると、木屋良さんに何か迷いが出てきたようです。

木屋良:「・・・くーちゃんは、本当に成仏したいのかしら」

丹念:「瞑想で最も壁になる点がそこなのです」

丹念さんが続けます。

丹念:「強く思えていたはずの祈りに、自分自信が迷いを見出してしまうのです。人が自分を弱いと思ってしまうところはその点ともいえます。」

木屋良:「そうなのですね」

丹念:「最初にお伝えしたように“思い抜く”という一つのことを貫くことが大切なのです。久能さんは成仏したい!」

木屋良:「くーちゃんは成仏したい・・・くーちゃんが成仏できますように!」

丹念:「そうです!思いを貫いて!」

木屋良:はい、やってみます」

その日から、木屋良さんは同じことをずっと繰り返しました。

三か月後

木屋良さんは縁側でうたた寝をしています。その時、誰かが木屋良さんを呼ぶ声に気が付きました。

「きーちゃん」

目を開けると、そこには亡くなったはずのくーちゃんが立っていました。

くーちゃん:「きーちゃん、わたし!分かる?」

木屋良:「くーちゃん!」

木屋良さんは久しぶりのくーちゃんとの再会に喜びます。

木屋良:「なんだぁ、くーちゃんが死んじゃったと思って供養してたわよ!元気そうじゃない!」

くーちゃん:「そうねぇ、元気なんだけど、うちの家族が大変なの。助けて欲しいの!」

木屋良:「え!そうなの?!助けるって・・・私が?くーちゃんの方がしっかりしてるのに」

くーちゃん:「そんなことない。きーちゃんの力が必要なの。今までだって何度も助けてくれたじゃない!」

木屋良:「そうなの?どうやって?」

木屋良さんは自分の供養の効果を見て分かっていないので、霊的にどのような影響を与えているのか知りません。

くーちゃん:「どうやって?・・・って、私には分からないけど、きーちゃんが知っていることよ」

木屋良:「そうなの?何かしら?分かったわ、とりあえずゆっくりお話し聞くわね。クーちゃん久しぶりにお茶しましょう。話したいことがたくさんあるのよ。素敵なカフェも見つけたの、こっちよ」

木屋良さんは、くーちゃんに普段通り接しますが、くーちゃんは木屋良さんの進む方にはついて行きません。

くーちゃん:「きーちゃん、お願いね」

そういうと、くーちゃんは木屋良さんの前からいなくなりました。

飼い猫のタマちゃんの鳴き声に木屋良さんは目を覚まします。

木屋良さんは、何か夢をみていたことを感覚的に覚えていましたが内容はすっかり忘れてしまったようです。

くーちゃんの思いは木屋良さんに届くのでしょうか。

この度の木屋良さんの夢は、ただの夢ではなく、特定の未成仏霊と触れ合える接点に木屋良さんの霊が触れに行けたという霊的事実を木屋良さんは体験しました。しかし、本人は何も覚えていません。覚えていませんが、会いたい人に会わせてもらえたという事実は潜在的な霊的能力の向上を意味しています。この事実は木屋良さんの霊能数にも表れています。

瞑想などのトレーニングも加わり、木屋良さんの霊能数は「56」に上がっていました

次回はいよいよ、ファイナルです。霊の見えない木屋良さんはどうやって霊能数99を獲得するのでしょうか。

勉強会での質問

Q.霊能力がある人に「とにかく霊に関わるととても波動が落ちるし、よくないんですよ」という人もいます。書いてある本を読むと、その人も神様と繋がっていると言われるし、いい人なのではないかと思えるので、自分としてはきゃらべんで学んだこととどちらを選択して日々生活するべきか揺れる感覚がある。どのスタンスを取ったらいいのでしょうか。

A.その時のご自分の感覚で取りたい方をとられてください。瞬間瞬間にご自身の気持ちの向いた方向で行動なさることがご自身の選択であり、ご自分の生きる道であり、今のレベルであると言えます。自由なスタンスでよいです。

勉強会の感想

  • 供養って大事だなと思った
  • 霊能数がまた1つ上がったので、供養することは大切なのだなと思った
  • やっぱり、供養をすると死神さんたちまで影響するようになるのかと思いとても勉強になりました
  • 地縛霊さんの影響が大きかったのだなと思いました
  • 地縛霊さんがいらっしゃり、ご供養もされていて、その中で瞑想まで木屋良さんがされ始めたということで、その流れをこのきゃらべんで見せてもらっているが、自分に置き換えてみるとこのようにサラッとお出来になるところが羨ましくもあり、自分もそうありたいなぁと思ったところでした。
  • たくさんの方から瞑想を教えてもらいましたが、本当の瞑想の意味を始めて知りました。そこまで通じるということが、本当に貫いてやっていけたらと思いました。ありがとうございました。
  • 瞑想を改めて勉強していかなければならないと思いました。

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