きゃらべん⒁8月28日(土)
宿題:自分が働いて得たお金で初めて買った物を教えてください
- 自分を含め家族全員にプレゼントを買って渡した(セブンスター・バッグ・ゲームなど)
- 忘れてしまいました
- 思い出せない(あまりにも昔なため)
- 下宿代。生活費に追われて自分の物を買う余裕もなかった。
- バイク。バイト先が遠く交通費の節約のため貯金をして購入した。
- 学生時代は友だちとの喫茶代や自分の服を買っていた。正職に就いてからは両親にプレゼントを買った(下着やパジャマなど)
- 生活費。大学を卒業してから就職先のお給料が入るまでをやっと乗り切り(仕送りが断たれた為)、いよいよ自分の稼いだお金で生活していくのだという自覚を持った。
- 自分のために使っていた(大学時代はお小遣いが一切ないため)。正職に就いてからは小さな妹に毎月1冊絵本を買った。
- 駄菓子。小学生低学年の頃親戚の商売を手伝ってお駄賃をもらっていた(200円程度)←伽羅
ここからきゃらべんです
文字:道さん。(いつも有難うございます。明瞭簡潔♪)
「続・霊が見えない霊能力者」
(-50)以上の悪霊に対して出来ること、(+99)でも霊が見えない人の場合
前回の続きです。見えないあなたのためにお水あげをしている老女(45)。もう始めて3年目になりました。DV被害に遭って殺害された女性の霊(-60)は、生前の自分と似た環境でありながら、自分とは違う人生を生きているこの老女が気になります。
そうこうしている内に老女にある問題が浮上します。両親、親戚、兄弟はおらず、夫も他界し子どももいない老女。自分の代で終わってしまう、今ある納骨堂をどうしようかと迷います。すると、そこのお坊さんが永代供養出来ることを教えてくれました。
そのことをいつものお友達に話しました。
「永代供養をしても、自分でも供養しておかなくちゃ、あちらの世界で子どもさんに会えないかも」と言うお友達。
「えっ」と老女は驚きます。
「私が聞いたやり方で供養してみる?自分でやるから、お金はかからないわよ」
さて、このお友達が言うように、供養すれば会いたい人に会えるのでしょうか?
基本的に供養したからと言って会いたい人に会えるとは限りません。この老女は霊が見えず霊にもそんなに詳しくありません。一般的に供養や霊的なものへの興味は、身近な人が関わって初めて湧くものです。なので、お友達が「もしかしたらお子さんに会えないかもしれないわよ」と言った内容は間違いかもしれません。しかし、それを聞いて老女がやる気になったという点では、お友達が老女に言った行為はこの世界では正解です。
老女はお友達に習った供養を始めます。習った供養とは、先祖霊と地縛霊と関係霊に対する供養です。地縛霊と関係霊とは何の霊なのでしょうか?
地縛霊は土地や家に憑く霊で、関係霊は先祖と関わりのある霊です。老女はよく分からないままひとまず供養を始めました。
老女の苗字は木屋良(きやら)さんです。木屋良家の『先祖霊供養』『地縛霊供養』『関係霊供養』と書いた護摩木あるいは紙を準備しました。
そして般若心経を書き写す写経もやってみました。後は、塩、米、酒。これで準備完了です。その過程を見つめていた女性の霊(-60)は、老女が何をしているのかよく分かっていません。
「供養を始めたいと思います。よろしくお願いします」老女は手を合わせ目を閉じます。
「ちーちゃん(娘)に会えますように」と願う老女を見て、
「娘さんが心配なんだね」と女性の霊は思っています。
供養が始まりました。まずは先祖霊供養からしていきます。霊の世界からうっすらと見えるほわっとしたピンク色の空間が出来ました。
「娘さん喜んでいるかな?」と思いながら女性の霊は見ています。
次に地縛霊供養。「地縛霊さんと仲良く出来ますように」と老女が手を合わせました。
「この方が地縛霊なのか!」と、現れた霊を見入っています。
「関係霊の方も苦しみませんように」と祈る老女にふと、「関係霊って何だろう?」と女性は考えます。
すると、男の子の霊(-10~-20)が現れました。
「成仏してくださいね」と老女が言うと、その霊がピンクの空間の中に入って行きます。
「良いところへ行って下さいね」と老女は続けます。すると、ピンクの空間の上にパイプが出来ました。
このパイプは危機的状況の中で自分を助けてくれるため、善霊界から人間界にやって来る守護霊が使うパイプと同じです。男の子の霊(-10~-20)がそのパイプを伝って上へあがっていきました。
「供養が伝わっていますように」手を合わす老女には何も見えていません。が女性の霊(-60)には見えており「男の子は何処に消えたの⁈」と驚いています。
「今日の分はおしまい。また来月やります」と老女はいつもの生活に戻りました。
また翌月供養をしました。関係霊供養の時、今度は女性の霊(-10~-20)が現れ、パイプを伝って上がっていきました。
さて、供養を始めて女性の霊(-60)の前に男の子(-10~-20)や女性(-10~-20)の霊が急に現れたのはなぜでしょうか?
供養する際にどういう意識をするかでその供養が物凄く意味のある物になるかどうかのとても大切なところなので、少し詳しく説明します。
霊同士でも霊能数に差があると見えません。特に霊能数が低い方の霊は、高い霊が基本的には見えません。かと言って霊能数が高い霊が低い霊を見る場合でも「意識」をしないと見えないものです。これは人間社会と同じです。例えば街中を歩いていて「ここまでで何人の人と出会ったの?男は何人?どんな服装だったの?」と突然尋ねられても答えられません。しかし、「あの人、キムタクに似ていてカッコイイ!」「今日の自分の着ている服とかぶっているのであの人には近づきたくないな」など意識した瞬間に相手がはっきり見えてきます。霊の世界でも同じです。周波数が違う時はもちろんのこと、同じでもよほど意識しておかないと見えていないのと同じことです。
では、下級霊(霊能数が低い霊)が上級霊(霊能数が高い霊)を見るにはどうすればいいのでしょうか?(※ここでの上級下級は先輩と後輩ていどの意味合いです)
霊能数が低い方の霊は、霊能数が高い霊から関りを持ってもらうことで初めて見る事が出来るようになります。以前の死神の時、DV被害で殺害された女性の霊は、死神から話しかけられて初めて死神に気付きました。これから霊界を見て行かれる皆さんは、こういう感覚で意識すると見えやすいかもしれません。
老女(45)は毎月、供養を続けています。
「アレが成仏なのね。分からないことだらけだなぁ。死神さんに尋ねよう」老女の供養の様子をずっと見ていた女性の霊(-60)は思いました。
「供養というのを見たんですけど」女性の霊は死神に尋ねます。
「悪霊界に残らない人たちが連れて行かれる所です。成仏するので、もうこちら側に戻ることは出来ません」死神は答えます。
「どこに連れて行かれるのですか?」
「善霊界です」
「それは、大抵の人にとって良い場所なのでは?」
「もちろん悪霊として為すべきことがなければ、良い所と言えます」
「天国とかあるところでしょ?」
「そうですが、人によっては地獄とも思えるほどに厳しい修行の場でもあります。あなたの感覚はいかがですか?行ってみたいですか?」
「地獄は行きたくないなぁ。今、十分幸せなので成仏は嫌だな」
「そうですね。あなたのようにやるべき事がある人が行く所ではありませんね」
「やるべき事がある人を止めるにはどうしたらいいですか?」
「まずは説得して下さい。本当に成仏したいのか尋ねて下さい」
「上手く出来るかな?自信ないけど……」
「あなたの正義が試される時です。頑張りましょう」死神は強く言いました。
「それで助かる人がいるなら頑張ってみます」自信なげに女性の霊(-60)は答えます。
老女が供養をしています。関係霊の供養です。そこに女性の霊(-40)が現れました。
「この空間に呼ばれているような気がする」女性の霊(-40)はピンクの空間に入りかけます。
「あの、そこに入るともう戻って来られないみたいですよ」遠慮がちに女性の霊(-60)が話しかけました。
「そうなのですか⁈ 何だか救われそうな気がしたので入りたくなりましたけど」
「確かにぬくぬくしていて心地よいですものね」
「はい…。でも戻って来られないのですよね。これはどこに行かされるのですか?」
「それは、私もよく分からないのですが、天国もあるけど地獄もあるような…場所だとか」
「えっ、そうなの。じゃあ私は地獄へ行かされるかも!ずっと人を恨んでいたから…」
「どうでしょうね」
「やっぱりやめます」女性の霊(-40)はピンクの空間に入るのをやめることにしました。
「よく頑張りましたね。恨みのある人は成仏してから苦しい修行が待っていますからね」様子を見ていた死神からお褒めの言葉をいただきました。
「あんな感じで良かったのでしょうか?」女性の霊(-60)は答えます。
「あなたはまた人を救ったのですよ。自信を持ってください。今度は彼女に悪霊の修行の基本を教えてあげてください」
「私なんかでお役に立てるならお手伝いします」女性の霊(-60)は成仏を阻止したことにより霊能力を(-65)に伸ばしました。そして自分が死神に教わったように、女性の霊(-40)に悪霊の修行を教え始めます。
女性の霊(-40)を同じレベルの霊の修行場所に案内し、立ち去っていきました。
「あなたがこれからやるべきことは、供養する人を見かけたら阻止することです」死神は女性の霊(-65)に言いました。
「そうですか」
「根本をやめさせないと、為すべき事を達成できずに善霊界に連れて行かれる人が後を絶ちません」
「善霊界ってやみくもに連れて行かれる所なのですね」
「供養する人も、恨みが強く力のある霊に見つかると攻撃を受ける可能性があります」
「それは大変だ!おばあちゃんは供養が良い事だと思ってやっているのだよね。供養を何とかやめさせなくちゃ」
老女が供養を始めて数か月目になりました。女性の霊(-65)は老女を守ろうと供養の邪魔を始めました。関係霊供養と書かれた護摩木を攻撃し傷をつけます。
「関係霊さん、怒っているのかしら?」老女は心配になります。
「怒っている訳じゃないよ。これで供養をやめてね」女性の霊は念じます。
「やり方が悪いのかもね…。私の供養は届いていますか?」老女は仏壇に手を合わせます。
「まだやるつもりなのかな?」女性の霊は念のために仏壇にある娘さんの写真を倒します。
「こんな事は初めてね。何か教えてくれているの?」娘の写真に話しかけます。
「そうじゃないよ」
「もっときちんと供養しなさいって事ね」老女(45)は女性の霊(-65)の思いとは裏腹なことを考え納得しています。
その後、老女が供養していないかを見張るために、女性の霊(-65)はお水や供養以外でも多くの時間を老女と過ごすようになりました。
そして、供養の時。
「いつも以上に心を込めて供養します。関係霊さん、良い所へ行って下さい」老女は真剣に祈ります。
すると、以前に成仏を阻止して悪霊界の修行に導いたはずの女性の霊(-40)がやって来ました。
「トレーニングはどうしましたか?」驚いた女性の霊(-65)は尋ねました。
「それが、どうしても馴染めなくて出てきました」女性の霊(-40)は答えます。
「馴染めない?恨みは晴らさなくていいのですか?」
「晴らさなくていいとは思えないけど、どうしてもこの空間の事が忘れられなくて」
「地獄に行くことになっても?」
「こうなる方がいいのです!私」女性の霊(-40)は聞く耳を持ちません。そして、ピンクの空間の中に入り老女の祈りで成仏できました。
「私のやっている事って何だろう。おばあちゃんは良い人だし、地獄に行くかもしれないのに成仏したい人がいたり。供養されるのは悪い事ではないの?なぜ悪霊になるために頑張らないの?悪霊こそが正義なのに‼」女性の霊(-65)は落ち込みます。
「心変わりをする人はたくさんいますから、あまり気にしなくていいですよ。あなたのせいではありません」死神は女性の霊を励まします。
「何のお役にも立てず申し訳ありません」
「自分のやらなければならないことを見失わずにやり続けて下さい。自分の能力が高まればもっと出来る事が増えますよ」
「はい。まず自分ですよね」DVの加害者を懲らしめるという自分の役目を思い出しました。
しかし、そうは言いつつも老女のことが気になって仕方がありません。
「私のように子どもを亡くしたおばあちゃん。旦那にも恵まれず、独りで頑張って生きている。そんな中でも私の心を癒してくれた」
「おばあちゃんの娘さんだって来てくれた事ないし。成仏したら会えなくなるのだろうな。せめておばあちゃんが辛い目に合わないように見守るしかない」
「おばあちゃんは私が守る‼」女性の霊(-65)は悪霊ながらこのように決意します。
悪霊としての自分の仕事よりもこの老女との時間が大切なものになっていく女性の霊。
さて、これからどうなっていくと思いますか?
また、老女が供養する際に出てきた関係霊たち。このきっかけは老女が入れたお水。このお水に女性の霊(-65)だけでなく、他の関係霊たちも癒されていました。そして「ここはいい所。この人は信用できる」と集まって来ていました。だから、老女が供養した際にスッと現れることが出来たのです。お水あげをし、普段から霊を癒し信頼を得ていたからこそ供養が上手くいったのです。お水あげは供養をすんなり運び、事を整理するために必要なことだと改めて分かっていただけたでしょうか。
今の老女はお水あげをして、霊能力が(40)から(45)にアップした程度です。供養により男の子や女性の霊(-10~-20)、女性の霊(-40)を成仏させましたが、自分より低い霊能数の霊を成仏させても霊能数はたいして上がりません。せいぜいアップしても1つずつぐらいです。ぐんと上がるには、自分より強いものに作用できるようにならなければいけません。でも自分への跳ね返りとかもあるので自分より低い霊から成仏させていくことから始まります。
高僧とか霊能力者と言われる人たちは、どんなに努力しても60~70までしか霊能力を伸ばすことが出来ませんでした。さて、いよいよ老女が99の霊能数を獲得します。続きは次回です。
勉強会での質問
般若心経を書く時の書き出しは「仏説」から書かないといけないですか、それとも割愛してよいものでしょうか?
A. はい、どちらでも大丈夫です。「仏説」の意味は「お釈迦様はこうおっしゃっていますよ」というだけの言葉ですので入れても入れなくても問題はありません
-65の人がずーっと見守っている状況は45しかないおばあちゃんに影響はないのでしょうか
A. 素晴らしい視点だと思います。この事は次回でお話しする予定でしたが、少しだけ触れて申し上げると地縛霊の方が鍵になっています
勉強会の感想及びこれからの予想
- さきほどの悪霊の人も善霊界にあがっていくのではないか。おばあちゃんを見守っていくと言っているので、心が良い方に変わってきて成仏されるのではないか。女性を成仏させることによって力をもらえる気がする。
- おばあちゃんの行う供養で成仏するのではないか
- 悪霊が力を貸してくれることによって、マイナスの人たちに作用する能力の幅が広がる。供養をしないことにはマイナスの人にも働きかける事は難しいので、マイナスの人に働きかける力を供養によって手にすることが出来るのかなぁと思う。
- 自分の気になる人が善霊界に上がられていくことが出来たらいいなぁと思う
- おばあちゃんが、いい所に行ってほしいという気持ちが通じて女の人も成仏して欲しいなぁと思う
- 死神がついていますけど大丈夫ですか?(伽羅より質問)
- 希望としては伝わってほしい
- 悪霊界ではなく、善霊界で何かをしたいと思った時に成仏しようと思うのかなぁと思いました
- いずれは女性が成仏すると思うけれど、死神がついているので、悪霊界の正当性をうまく吹き込まれて簡単には上がれないんじゃないかと思います。それが出来た時におばあちゃんの能力はバンと上がらずとも少しずつ上がっていくのではないか