きゃらべん⑽ 令和3年4月24日㈯
宿題
きゃらべんにご参加の方々に「悪霊のイメージ」について考えてきて頂きました
- 私たちに悪いことを起こすイメージ。怪我をさせたり病気にしたりする
- 生きている時に悪い事をして、亡くなっても成仏させて貰えず、そのまま人間を困らせる霊
- 人間にとって、しっかりと差し障りのあること
- 憑りつかれること。その事により人生が悪い方に転落させられてしまう。ただ、感謝するなどのことで悪霊界で修行している人たちに何らかの影響があるならばこれから学んでいきたい
- 悪いことを起こして、その事に関わる人たちの霊性を下げる
- この世での恨みを晴らそうという強い念をもった存在
- 子どもがいないと、自分と自分の先祖を供養してくれる人がいないので供養してくれる人や場所を探している
- 昔は怖いイメージだけだったが、何かを訴えたくて私たち人間を混乱させることで、その何かを訴えているのではないかと思う。その中身は悲しみであったり屈折であったり人間であっても見たくなかったり、隠していたい部分が顕わになっている状態
皆さん様々な見方を表現してくださっています。それぞれの感じ方があってどれも正しいと言えます。きゃらべんでは、このように皆さんがそれぞれに感じていらっしゃる物事の正体が何であるのかを、じっくりお話しして参ります。悪霊は皆さんが『霊』と聞いた時、見た時、感じた時に最も身近な存在です。悪霊のことを知ることは、霊というものをどのように見ればよいのかを知る礎になります。しっかりと意識に備えられてください。
悪霊はなぜ人間を苦しめるイメージを持つのでしょうか。私たち人間は生きている間も善と悪、両方の意識をもっています。悪い意識を持ったまま死んでしまうことで悪霊になると思われていますが、すべてがそうではありません。
人が肉体の寿命を終え、霊体だけになったらどうなるのかを一緒にみて参りましょう
人間は亡くなると『成仏する霊』と『成仏しない霊』に別れます
成仏した霊の中でさらに向上意識をもつ霊を善霊といいます(守護霊のような霊のこと)
成仏しない霊のことを、ひとくくりに悪霊と呼んでいます
ここで成仏しない霊の霊能数をみていきます。成仏していないので霊能数には『-』(マイナス)が付きます
『-10~20』一般的な霊の霊能数
『-20~40』肉体を失った存在と自覚した霊
『-40~60』霊となって人間に接触する意志を持つ
『-60~70』悪霊として学び始める
『-70~80』人間界に作用する力を得てそれを実行できる霊
『-80~90』自分が果たしたかった思いを形にすることが出来た霊
このあと
『-90~99』自分の居場所を悪霊界と善霊界のどちらにするかを自分の意志で選べる段階
になります。肉体と別れたあとの未練を自ら達成し、霊的にも十分な力量を供えた状態。人間界への執着がいったんここで途切れるため(恨みや復讐を果たすことによって)善霊界へ成仏する道へ進むことも出来ます。たいていは、悪霊界への御恩返しとして悪霊界に進み悪霊を手伝う霊が多いのが現状です。
霊能数-100以上は悪霊界に尽くす者として指導を受けるようになります
-99の霊が善霊になるためには-(マイナス)をなくさなければならない為ここからが大変です
恨みや復讐により、生きた人間を死に至らしめた場合、善霊界までの道のりは長くなります
善霊の指導により、自分が死に至らしめた人間が助ける予定であった人間の守護につかされたり、関係のある守護霊の手伝いをします(100年前後)
成仏しない霊の霊能数を知ってもどのようにして人間を困らせるのかも知る必要があります
一般的な人と一般的な成仏しない霊との関係からみてみましょう
以前にもご紹介した通り「一般的な霊能数」の人は“霊に対して特に意識していない人。目には見えない世界に対して無頓着な状態”です。ここに一般的な成仏しない霊がきても霊体温に変化も無いため、何も感じません。どうやっても自分を分かってくれそうにないことは、霊の方が分かるのですぐに離れていきます。
一般的な成仏しない霊は当たり前のようにウロウロしていますので、これらの霊のことを一般的には浮遊霊といいます。霊的な経験も少ないため誰にでも憑いたり離れたりを繰り返します。当の憑かれた人間も何も変化を感じていないため自分には「霊感がない」と思っています
次に、霊能数「20~40」の霊を意識する人との関係をみてみます
“目には見えない存在を見たり感じたり、この世が物質世界のみではない事を悟った人。さらにその世界を知りたいと思ったり、体感したいと行動を起こす人”
の波長のキャパは一般的な人より広いので、霊は自然と集まるようになります
当然、一般的な霊が1体2体と憑いても特に問題はありません。ようやく3体目くらいから少し異変を感じてきます。しかし、一般的な霊は自分の立場さえも分かっていないので、人間に対して自分が何をしているのかも全く理解していません。
人間の立場からすると、霊のレベルが分からないでいるので”重さ、だるさ、キツさ”という判断だけで「悪い霊が憑いた」と思います。要するに「悪霊に憑かれた」という事になります。
悪い霊に憑依されたと思うと誰でも必死になりますよね
本当のことを知れば慌てることはないのです
霊を意識する人は、持ち前の対応力で自分のバランスをとるので自分をコントロールするための波長を出します。そうすると、居心地の悪くなった霊が順番に離れていくので、霊体温も回復し重さなどがなくなるため悪霊はいなくなったと思うのです
ここまでで、霊に憑かれても大したことないのだな、と思われたと思います
上記はもっとも多いパターンであって、ここから悪霊と呼ばれる霊たちの本気モード突入までの流れをご案内して参ります
成仏しない霊の「-20~40」肉体を失った存在と自覚した霊、「-40~60」霊となって人間に接触する意志を持つ霊
になると”なんのために自分がこうなってしまったのか”という感覚にしがみつくようになります。その感覚こそが「自分が自分である」という意識でもあります。肉体を失ったなかで、この人間界に居続ける「理由」という点に目覚めていきます。これらの霊に対応していく人が霊能数「40~60」の霊能力者と言われる人となります。
一般的な成仏しない霊を、霊能力者は常日頃から抱えながら生活します。ここに霊能数「-40」の成仏しない霊がきた場合の対応をみていきます
悪霊とは-後編-に続きます
一般社団法人ミドリ-MiDOLe.のめんかつツイートを参考に霊的思考をみにつけよう(時折、人間思考入ります)