伽羅

欠かす者-守護②-

2023/1/28㈯

*前回までの流れ*

のび男は-30の二体の霊に狙われています。

そこに、-40の女の子がのび男に憑きたいような素振りをみせていますが、まだ分かりません。

ただ、はっきりとのび男を死に追いやりたい-30の霊に憑かれるよりも、-40の女の子に良い感情を持ってもらい、のび男に憑いてもらう方が、のび男は安全に生きることが出来ます。

ご参加の皆様からのご意見により、お水あげをのび男にさせる事で-40の女の子が、木屋良さんの時のたまえさんのように味方になってくれるのではないかという事にたどり着きました。

では、のび男にお水あげをさせるために誰に促してもらうかという事も、皆様のディスカッションにより、のび男のお母さんからお水をあげるよう言ってもらうスタイルにするという事になりました。

それでは、お母さんがまずお水あげを出来ないといけないのですが、その点をお母さんと木屋良さんと合わせるという設定を皆で作り上げました。

ここからが、本題になります

のび男の苗字は「佐々井」だったようです。

木屋良さんが佐々井さんに話しかけています。

最近ののび男の様子に、佐々井さん(のび男のお母さん)は心配が絶えません。

佐々井さんは、のび男のことが心配でなりません。

木屋良さんの答えは、佐々井さんにとって少々意外でした。佐々井さんは、お気に入りの音楽を聴いたり、考え方を導く本などの紹介を思っていました。

ただ、お水あげという言葉を聞いたのも初めてではなかった為、木屋良さんの発言に抵抗感や違和感を持つことはありませんでした。

木屋良さんと丹念さんは、浦見さん(木屋良さんの友人とご主人)の件で霊的な話が出来る間柄です。

木屋良さんの希望で、丹念さんのお寺でグリーフケアスタッフとしてボランティアを行っていました。

佐々井家は剛が亡くなった際、丹念さんのお寺でお葬式をあげていました。

若くして亡くなった剛の事に対し、佐々井さんはなかなか心を回復する事が出来ないでいます。

丹念さんは、肉体の死を迎えた後にも人は生き続けることを伝えます。

その事を理解すれば、死への考え方が変わり人生を大きくと捉える事が出来ると考えています。

そうして、肉体を失いながらも生き続ける「目には視えない人」として剛を受け入れた時、その関わり方についても教えていました。

その第一歩が、お水あげである事を聞いてはいました。

丹念さんからそのように言われながらも、その事に意味を見出すことの出来ない佐々井さんは行動として実行しないままでいました。

木屋良さんとは、世間話をする間柄でありながら徐々に信頼関係を築いていました。

心の在り方を質問した時に、初めて木屋良さんが霊的な事に関わる発言をしました。

ただ、押し付ける感じはなく、仰々しくも感じず「普通」といった感覚で話す木屋良さんを見て、自分もやってみようかという気持ちに佐々井さんはなりました。

お水をあげる時には、ポイントがありましたね。

佐々井さんは、ポイントをおさえてお水をあげる事が出来ているでしょうか

とりあえず、佐々井さんがお水をあげはじめましたが、それを目にしても、のび男はお水あげを始めません。のび男にお水をあげさせたいのに、困りましたね。

のび男を取り巻く霊たちも、佐々井さんのお水を見ても相手にしません。

しばらくして、丹念さんがのび男にもお水をあげるように話しをしました。

丹念さんは「霊が視える霊能力者」ですので、のび男の危機を感じています。

のび男を取り巻く霊の整理と、霊の思いに変化を加える必要がある事が重要と捉えています。

霊の視えない人に、真実を話し過ぎても心配が増える一方です。

丹念さんは、お母さんの行動に寄り添うとお母さんが喜ぶと、のび男に伝えます。

のび男も一緒にお水をあげる事で、お母さんの心配がやわらぐと、のび男に話をしました。

のび男はお母さんのためならと、丹念さんに言われたとおり、お水あげをはじめます。

のび男のお水あげは、ポイントを押さえているでしょうか

二人がお水を上げだして数日経ちました。

しかし、のび男を取り巻く霊たちは、その水を受け入れようとしません

理由を考えていきましょう

水上げのポイントが押えられているかどうかがポイントです

具体的に、木屋良さんはなんと言ってお水をあげていたでしょうか

『霊が見えない霊能力者』の時にお勉強しました

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まだ未成仏霊であったたまえさんが、木屋良さんのお水あげによって心を添わせていった過程を勉強しました。

のび男を取り巻く霊たちは、ようやく「私へのお水?」と思いはじめます

のび男はお水あげは始めましたが、日々の生活を変えようとはしません。

相変わらず詐欺を行っています。

-30の霊は、よからぬ事をしながらも、のうのうと生きているのび男が許せません。

しかし、自分より霊能力の大きな-40の存在がのび男の近くにいる事で、思うようにのび男をこらしめられないでいます。

-30の霊は二体いますが、合わせて-60という事にはなりません。

悔しく、歯がゆい思いを抱えていると、浦見さんの時のように、死神が現れました。

人間にとって、強力な霊が関わってきました

この場をどうやって乗り切ったらよいでしょうか

ブレイクアウトルーム

  • 分かりません。(笑)
  • ちょっと、分からないけど死神より霊能数が高い霊に助けてもらう。地縛霊でしたでしょうか?
  • 難しいね、で終わりました
  • 800という霊能数の多い人がいましたね。木屋良さんの守護霊さんだったと思います。しかし、木屋良さんの守護霊からすると、のび男は赤の他人なので、どうやってお互いを結び付け参戦させるかで話が終わりました
  • 分かりませんでした
  • たしか、前回は800の守護霊さんとタッグを組んでくれる未成仏霊さんと地縛霊さんが合わさって守ってくれた記憶がある。それ以上覚えてないです
  • 木屋良さんとたまえさんの場合は、たまえが死神に色々言われたが、木屋良さんとの信頼関係が出来たし、地縛霊との信頼関係も出来たが、のび男は誰とも信頼関係を構築していないのでいったいどうしたらいいんだろうという所で話しが終わりました

みなさん、短時間でよくここまでひねり出して下さいましたね!!あっぱれでございます!!

それではまとめてみましょう。

まず、感情移入して頂きたい点は体の弱っているお母さんです。

長男が亡くなり、お母さんは大変傷つきました。今は、のび男しか心の支えのない状況です。のび男は確かによくない行為をしていますが、このお母さんにとってはかけがえのない、たった一人の息子です。

たまえさんも、自分が剛を殺したために剛のお母さんが傷ついている事に申し訳なく思っています。のび男の事が好きとか嫌いに関係なく、佐々井さん(のび男のお母さん)のために、守護のフォローを頑張らなければという意識が生まれてきています。

しかし、誰の霊能数をとってしても死神の-1200の能力に届く人はいません。

木屋良さんの守護霊(800)と佐々井さんの守護霊(200)の霊能数を合わせたとしても1000しかありませんので足りません。地縛霊とも水あげの日数が少なすぎるため関係性が出来ていません。地縛霊の力を借りるどころか存在さへも確認させてもらえていません。当然ながら、のび男の守護霊は最も弱い150の能力しかないので話しになりません。

万事休す、とも思える状況ですが、一つだけ乗り切る方法があります。

さきほどのグループトークで話して頂いた中で

「死神よりも高い霊能数、すなわち1200以上の能力の霊になんとかしてもらう」

という点がポイントでした。

それでは、どのようにして1000以上の霊と関わる事が出来るでしょうか

よーく見ていただくと、1000以上の霊と繋がってそうな人がどこかにいらっしゃらないですか?

このように、人間でありながら「100」という霊能数を持つということは、自分の守護霊以上の霊、即ち1000以上の霊から直接指導を受ける権利を得ます。

この中で、1000以上の霊といち早く繋がれるのは木屋良さんであるという事が分かりました。

木屋良さんの意志一つで瞬時に1000以上の霊と繋がれるようになりますが、木屋良さん自身は、自分にそこまでの能力があることに気が付いていません。

そもそも、霊が見えるわけでもないので、のび男が危険な状況にあることも知りません。

この木屋良さんに100の能力に到達してもらうために、どののうな意識づけをすると良いと思いますか?

  • 木屋良さんは供養をしているので、供養をすることによって霊能数は上がるという事を聞いているので、1だけ上がれば100に到達するので、霊界からの指導を受けることが出来ないのではないかと思う

1上がるのに木屋良さんは苦労しない。木屋良さんとして100に上がるためにのび男とお母さんのために木屋良さんは、何か役に立てればと思えなければ、その1さえも上がらないです。木屋良さんをやる気にさせる、供養を教えようかなど、もう一押しのきっかけはないですか

  • ご供養を佐々井さんに伝えるために、力になろうとして、協力しようとする力が湧いて100に近づけるのではないか。

木屋良さんは100にいけるのは、目をつむっていても行ける状況。佐々井さんのために、丹念から見れば、のび男が危険だと分かるが、木屋良さんから見てものび男に危機が迫っていることを気付いていない。それをどうにかして、霊的に頑張ってみてくれないかという一押しを作っていきたい。

  • 丹念さんはどうでしょう?お坊さんに言わせますか?
  • 木屋良さんもお子さんを失くされて苦しい思いをしたけれど、このままだと佐々井さんも同じ思いをしてしまうと思いますよ。同じ思いをさせたくないでしょうという事で丹念さんから木屋良さんに言ってもらう。

参加者様の感想

  • 今日は写真有難うございました
  • 難しいですね、今日のは
  • 難しいなぁと思ったが、この次を待ち遠しく思ってます
  • 難しいです
  • 自分が守護霊として判断する時に誰と誰をどう配置して、どう使うかを瞬時に判断するむずかしさがありますよね
  • 霊界のことはよく分からないけど、霊能数のこととか壮大すぎてピンとこないけど、霊界の力が借りれたら今後いいなと思う
  • 有難うございました。忘れている事が多いのと、力関係の難しさとで、何が大事なのか判断し辛いと思いながら、またお水あげを初心に戻ってやろう、頑張ろうと思いました
  • やっぱり、上の立場から助けようとする判断の難しさとか、どこの層まであるのかとか、数字の合わせ方とか、復習してなかったので、改めて勉強になりました
  • 改めて難しいなぁと思いました。皆さんの意見を聞くことによって色々勉強させて頂けたなぁと思います。次回が楽しみです
  • 今日は難しかったです、過去を振り返るのが。日々また勉強致します

このような出し方で今までの事が復習になればと思い、本日も提供させて頂きました。みなさん、どんどん上にあがられているので余計難しくなっていっていますよね。実際の霊になれば、瞬時に数字は入ってきます。わたしたちは人間なので数字がないと判断出来ないという点が不利ですよね。皆さんの意見の素晴ら事さに感服致しております。いつも有難うございます。

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