きゃらべん(23)2022/7/23㈯
今回の文字起こし:ミドラーさん(←匿名の意味です)毎回の工夫を有難うございます。
■前回の復習
:宇宙神界
地球が無い頃からの神の世界
宇宙の意志は、原始の神々を産み、その意識が太陽を生んだ。
生物を育む為に適した星を定めた。それが地球
:地上神界
地球の存在が必要な神様
:どちらにも「光の神」「闇の神」がいらっしゃる
:闇の神様と人間は、触れることが少なくいため神としてのイメージが薄い。
闇の神様の力(の影響)はかなり強いため人間と距離を置く。
闇の神様の存在を知ることと、闇の神様との心の向合い方を理解する事によって霊界との関わりをどうするべきかがわかってきます。
【神の祟りとは】
Q1 祟りとは
:一般定義
①神仏や怨霊などよって、災厄を被る事。罰や科 障りと同義的に用いられる。
②行為の報いとして受ける災難 例)自分がポイ捨てしたゴミに滑って大怪我をする。
③神霊・死霊・精霊・動物霊等が一種の病原体として、人間や社会に危害を加え自然界に災禍をもたらすとする信仰現象の事。
④神が何らかの形でこの世に現れること。(折口信夫民俗学者 が説く)
「祟」という漢字は、「出る」と「示す」という文字から成り立っている。
「示す」は神を表し、即ち神の示現を示します
元来、神様が現れることを「祟り」と言っていたことから、それがやがて神霊や死霊の怒りの発現若しくはその制裁や処罰の発生として「祟り」が意識されるようになった。
即ち神の示現としての「祟り」から霊威による危害を表す「祟り」へと変化していった。
(世界百科事典「死」より)
祟りがある事から死後の魂を呼び戻そうとする「魂(たま)呼びの儀」や逆に死後の荒魂(あらたま)を抑えつけ閉じ込めようとする鎮魂の呪術が行われるようになった。
また、死後の魂は、生者による供養を受ければ清められた祖霊となり、
供養や鎮魂によって、鎮められない「霊」は悪霊や怨霊となって「祟る」と信じられた。
:世界辞典より
死は、単なる肉体の消滅をするのではなく肉体から離れた霊独自の働きを活性化するという観念が長い間信じられている。
前項の③にある「祟り」の定義
「人間や社会に危害を加え自然界に災禍をもたらす」という一文が重要です。
どなたがたたるのでしょうか?
光の神・闇の神を前回お勉強しました
■宇宙神界
光の神 天之御中主 あめのみなかぬし(神道)
闇の神 シヴァ神(インド神話)
■地上神界
光の神 菩薩、明王(仏教) イシュタル(メソポタミア神話) ゼウス(ギリシャ神話) 天照大神、イザナギイザナミ(神道)
闇の神 黒闇天(仏教) ハーデス(メソポタミア) エシュキガル(ギリシャ神話) 月讀神、大国主神(神道)
わかりやすいように「地上神界」の光の神・闇の神に絞って考えていきましょう。
前々回、皆さんに質問しました。覚えていらっしゃいますか?
*皆さんの神様のイメージをお聞かせください。
- 神社を含め、日本にはたくさんの神様がいらっしゃるので、そこのところはどうなのだろうとお話しを聞いてみたいと思いました
- 自然界に宿っている全てのものに、神様が宿っていて、因果応報で自分のしてきたことを見られていて自分のしてきたことが返ってきているのではないか。 返ってきている事を、神様がしている。
- 神様は、荘厳な感じで白い衣を纏っているイメージ。性別はどちらもいらして阿修羅男爵のような、性別不明な方もいらっしゃるイメージ。
- 何でもできる仏様で、天使のわっかが付いているようなイメージ。何でもできる何でもお見通しのたった一人の方
- 神社にもいろんな神様がいらっしゃる、山の神様、龍神様、里の神様、色んなところに神様はいらっしゃる
- 宇宙の大霊。地球の全てを創られたかた、世界中の神様は宇宙の大霊の意志を広める役目を担った方、私達一人ひとりも神様だと思っている。
ここで、古代から語り継がれているさまざまな国や宗教のさまざまな闇の神の役割をみてみます
神社を含め一般的なイメージは、基本的に光の神のイメージが強いと思います。
光の神のイメージ
光の神に対して失礼があれば天罰が下るという言葉の含みとは
「愛」「慈悲」「光」の象徴である光の神も人間や社会を怯えさせてしまう力を発輝するのだろうか?
人間や社会を怯えさせてしまう力 = すなわち、「祟り」を発揮する(?!)
ここで質問です。
「天罰が下る」ということは「闇の神の〝素〟の恐ろしさ」(あまり触れたくない部分)である
「闇」「不安」「災い」「死」「恐れ」「不可視」を被ることを連想してしまいますが、光の神にそのような素質はそもそもあると思いますか?
Q2 光の神様も人間や社会を怯えさせるのか?
:グループ フリートーク
Ⓐグループ
- 光の神と闇の神が話し合って災いがあるのでは
- 光の神は災を起こすことを意識していないのではないか
- 神様の事は、難しい。
Ⓑグループ
- 光の神に助けられる神が多い
- 苦しみに合っていても放っておくことが多く、人間にとって必要な苦しみにあえてあわせる。光の神は罰を与える権限があるのではなく放っておく
- 犯した罪を解消する罰(因果応報)
Ⓒグループ
- 光の神は、ばちや罰を与えない
- 光の神の中にも悪いことを起こす事がある
- 光の神は、特別罰は与えない、大極を見る感じ
光の神が持っている「安心」「愛」「慈悲」「光」「希望」「平和」
「安心」でないと感じた時→→「不安」が出現してくる
「平和」という感覚でなくなった時 →→「紛争」という現象が起きている
Q光の神様も人間や社会を怯えさせるのか?
A光の神の光が弱まると闇の神の力が強く出る
光と闇とは表裏一体 罰とは光の力が弱まった時、闇の力が表面化すること
宿題
光「安心」「愛」「慈悲」「光」「希望」「平和」が弱まり闇の部分が濃く現れるとき、闇の神から受ける恩恵のなかで「闇」という部分は本当に辛く苦しいカテゴリーにあるものでしょうか?