伽羅, 近況報告

きゃらべん⑸ 11/8/2020

苦しい状況のなか、自分自身を見失わずに生きる生き方とは

宇宙の秩序に基づかせるため神は霊界に対し直接にチカラを貸す事となりました。そこで霊界に求められたこととは、人間だけではなく、自然界すべての動物や植物の霊性も高め敬う世界です。そのことにより、ミドル界という新たな世界をグレー界の消滅後、設けることとなりました。ミドル界は善、悪両方を備えながらも、どちらにも偏らないスタンスを広く所有する世界です。善霊と悪霊は新たに設けられたミドル界の整備のために日々奮闘しています。

お話しを私たちの現実に戻します

>家族で一緒に何かをすることは、楽しいことや満足感を得られることだけで、ほんの少し面倒くさいことは関わらずに過ごそうとする人も少なくありません。

日常を回すための食事と食器を洗う事などの最低限のことも、誰か1人だけが我慢してやっているという現状です。誰かに1人に押し付けていると思い当たる方は、霊や神通力のことばかりに念を送ったり時間を費やすよりも、お皿を洗う数分や、洗濯物をたたむ数分に時間を使ってあげるだけで1人の負担を楽にしてあげることが出来ます。そのことだけでも、誰かを守り愛することに繋がり、霊能力は高まります。

そのことをせず、自分の思うまま思ったとおりに動くことや、たまの記念日にプレゼントや豪華な食事では相手を本当に満足させることは出来ません。泣いて喜ぶのはドラマの中だけといえるでしょう。

次に、前回のきゃらべん4の引用です

>誰にも干渉されないことが「しあわせ」である世界なのです

誰にも干渉せず、干渉されないでいる世界の人々を先日見させてもらいました

ある場所では、とても素敵なホテルでのビュッフェでした。霊界での私の案内人は、私にテーブルで1人待つように言いました。私にはビュッフェのためのグラスもお皿もフォークも無いため、辺りの人々を見回すことをしていました。それぞれの動きを見ていると、好きなものを好きなだけお皿に盛り、ずっと食べ物の周りをウロウロしている人や次のデザートの催促のためにスタッフを探している人、女性はたいてい、少しの量の食事をお皿に盛ったまま、誰かと他愛もないお喋りをしています。私の案内人はなかなか戻ってきません、退屈していても人間(霊)観察しかありませんのでずっと眺めていました。するとあることに気が付きました。かなりの品数のビュッフェでありながら、誰一人として食事を口に運んでいる人はいませんでした。フォークで刺したり、ナイフで切ったり、スプーンでスープをすくうことまではしています。しかし、口に運ぶことはなく、ただただ、その現状に満足しているかのように振る舞っています。その事に気が付くと案内人が戻ってきました。

このように、自分の思い通りのことをしながら「達成する」ということを望まない霊たちは、満足して気が済んだあとにやることが見つかっていないのです。この場での霊たちの目的は、「食べ物を目の前にしている」ことが幸せで、その状況の中にいることが正しいと思っています。満腹になることが目的ではないのです。人間として生きるために食べることは必要ですが、それは、心身に欠かせないエネルギーを入れてあげ、人としての仕事をするためであったはずです。それがいつからか、豊富な食べ物を漁ることが生き甲斐となってしまっては、人としてやるべきことを貫いていないということなのです。ビュッフェに居座る霊たちは違和感なくその場にはいましたが、同じことを繰り返し「怠慢感」で満ちていました。そこには本当の幸福などないのですが、またそこから出る勇気も持ち合わさないのです。

人々は、常に真理に触れ、真理に従い生きることを追い求めています

肉体を必要としなくなった霊体は、より真理に近い修行が出来ます。

さらに、真理に沿うまま物体を自在に操るために、より高度なトレーニングをしなければなりません

そもそも、人間が肉体を持つ意味とは、物質を自在に扱うために四肢と頭脳を与えられました。四肢が無い方は、その頭脳で四肢のある方の役に立ち、頭脳を使うことが苦手な方は、その四肢を誰かの役に立てることこそが霊界から求められていることです。頭脳も四肢も役に立てていないと感じている方がいるとしましたら、何かに愛情を傾けること、もしくは何かや誰かに愛情を傾けさせてあげる波長でいらしてください。愛情を持ち、持たれることは守ることに繋がらなければなりません。守りたいと思う以外の愛情は、愛を大義名分とした執着や依存です。しかしそれらも、人間世界の悪と繋がらなければ許される感情です。

人間がほんの100年前後という寿命のなかで、焦らなければならないことは、霊に対して何の役にも立てていないことです。

肉体のないあまたの霊の中より、選び抜かれて肉体を持つことが出来ておきながら、その五感に至福を与えるばかりでは、生まれてきた意味など分かるはずもありません。ましてや幸福など知らぬまま人生を終え兼ねないのです。

五感に至福を与えてもらえるのは、霊のために動くからです。動くためには肉体は万全でないと動くことは出来ません。そのために、体を健やかに保つようなグッズなど多くの物が溢れているのです。より良い品や自己満足のための知識を求めることが生きる目的になった時、その肉体は寿命を迎えようとします。一つのよい品に出会えたときには、今まで以上に霊や人のために働くことです。知識は霊や人のために活かすことです。そうすることで、もっと良い品や人や環境に出会えます。霊界のためになる事なら、霊はいくらでも人間を助けようとするのです。そのことをせずに、年に一度の参拝などで神頼みをしてもなんのご利益もないようにしか感じません。ただでさえ、現代の人間はプチハピで自分を慰める癖が出来ています。小さな至福を自分で作ることが出来るため、小さなご利益など気にも留めないのです。多くの人がほとんどの奇跡を見落としてばかりです。

生まれる前から知っているはずの、霊性や宇宙のとてつもない創造や計算など、科学では説明しきれないことを、いつの間にか「ない」ものとしてしまわないと生きにくい社会が現在です。そのため、数々の不思議な現象を科学的に証明することに生涯をかける学者がいらっしゃるわけですが、彼らもまた霊界からそのような意志をもって生まれた方々ですので、彼らの努力が光を見る日が遠くないよう祈るばかりです。

孤独になることで劣等感そのものを感じないように意識しないように触れないように生きることを大切にしはじめた人間たちは亡くなってからも、人間にも他の霊にも作用しません。作用しない霊は空虚でありながら霊的質量があるためその次元に存在するしかありません。後にも戻らず先にも進もうとしな霊体はそのまま宇宙の塵になればいいという人もいるかもしれません。しかし、せっかく一度は肉体を持った霊をみすみす消滅させることは、霊界としても神界としても惜しいことなのです。どんな人にも守護霊がついていますから、それまで貢献してきた守護霊の守った人も消滅させることは、守護霊を経験した者にとってはとてもつらい事です。もちろんその子どもたちを生み出した親の気持ちを考えてみてください。正しいことを知らなかったというだけで、愛情をかけた相手が消滅させられてはたまったものではありません。霊の世界も人間の世界と愛情の持ち方は同じなのです。なんとか、霊界や宇宙の役に立つようにもう一度チャンスはないのかということで、神は俱霊を人間界に戻す方向に決定しました。神界の考えとしては、これ以上霊界の次元を歪めないためにも今度はしっかりと、霊としての任務をもう一度人間界にて果たさせようとしたのです。それがコロナウィルスという媒体を使って人に憑依させることです。俱霊たちは人に憑依するための干渉の波長を持たないのでウィルスを使うしかありませんでした。

それでは、人間はどう生きれば人の役に立つという行いが出来るのでしょうか。

誰にも邪魔と思われず、ねたまれず、感謝される方法。苦しいけれど自分自身を見失わずにいられる生き方とは。

それは、孤独になることを選択できるより以前(自立できるほどの年齢や体力や金銭を得るまで)に人に役に立つことが何なのかを学ばせることです。人の役に立つということは、面倒くさいことや厄介な事を手伝える事なのだということを学ぶべきなのです。その面倒や厄介を進んで積むことを徳といいます。幼い頃からそのことに慣れていなかったり、知らなかったりすることで、何をしたら役に立つのかが分からないままでいるためです。本当に役に立つことは、お金のかかることばかりではありません。お金のかからないことで役に立てば、お金があってもなくても誰でも同じことをして共感し、そこに集まることが出来ます。本当の心の繋がりはお金がなくても出来るところから始まります。掃除などを個々でボランティアでしている方などは徳を着々とつんでいるのです。  

>新型コロナウィルスが生き延びにくい季節は俱霊たちは人間界に漂うしかありません。また、新型コロナウィルスの季節が到来すれば残った俱霊はまた憑依し人に憑きます。大多数の俱霊が消化するまでこのことは続くと申しました。ですので、新型コロナウィルスに憑依する前に俱霊たちの行くべき場所を生きている私たちが示せばよいのです。その方法について今後お話しします(-16-より)

ウィルスとの共生を共通認識として全世界の人々が現実と捉えるためには、まだまだ霊や霊界への理解が必要であることがきゃらべんを通じて感じることが出来ました。お話しする機会をくださった皆々様には感謝しかありません。有難うございます。

新たなミドル界

が次回のテーマの予定でしたが、身近な霊のことにまずは触れてみましょう。

あなたを守る霊のお話し-守護霊-

です。お楽しみに♪

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