伽羅

金縛り 最も重い症状(-12-)

2021年5月25日加筆修正

寝ている時、意識ははっきりしているのに体が動かない。俗に言う金縛りについて軽度~重度初期までの解き方をお話しして参りました。最後に金縛りの最も重く、最も危険な状況をご説明致します。

身体を動かすことが出来ずに苦しんでいると、急に辺りに人が増えてきます。よく見るとけっこうな人の数で、皆おなじ方向に向かって歩いています。体は動かせないけれど、皆が流れる方へ向かうことは可能なので助けを求めにその人たちの流れに乗ります。その流れのまま歩いていると、寝ていた自分の体が固まっていたことなど忘れてしまっていたというのです。このお話しは亡くなった方から直接聴いた内容です。
結局その方は、そのままコチラ側つまり現実(肉体)に戻る事なく亡くなってしまったということです。亡くなった原因は現実世界では心不全ということになっているようです。

こちらに戻ってこれる方とあちらに行ってしまう方の、この一線の分かれ目は前回までにお話ししましたトレーニングをしているかしていないかで大きく違ってきます。金縛りのまま戻ってこられないということは、たいていの方にとって最も望まれていないことかと存じます。もちろん、金縛りでなくても脳梗塞や心筋梗塞や事故などで生死を彷徨う方もいらっしゃいますが、それはまた別の機会にお話し致しますが、金縛りにおいても生死が関わってくることを知らない方は意外と多いのです。それだけ、認知されないままアチラ側に行かれる方が多いからかもしれません。

自分の体というのは、それだけ自分の意識さえしっかりしていれば全て思い通りに動かせるという訳ではないのです。生身である『体』と本来の自分である『霊体』、そして『魂』の3つがシンクロして成り立つものです。生まれたときから一緒に成長してきていますので、当たり前のこと過ぎてわざわざ見たり感じたりすることをしていないということと、このことについて殆ど話題にする機会自体がありません。苦しくても、もがいてでも、あがいてでも、金縛りを解いて自分の体を取り戻す。その意識のコントロールはトレーニング出来るということ。誰でもが出来るということ。そのことを知って頂きたいと思います。次のページで食べることや、二拍子、スキップが金縛りを解くのに効果的な理由をご説明致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です